今のご時世、コロナによる自粛により
在宅ワークに切り替わったという方が多いのではないでしょうか。
いきなり会社に行くのをやめて家で作業をしたり
学校や予備校に行かず家で自習したりとなると
なかなか集中が途切れて大変ですよね。
研究結果を元に、集中出来ない原因と対策についてまとめていきます。
目次
家で集中出来ない3つの理由と対策
①当たり前だが誘惑が多い
これはわかりやすいですが
家にいれば漫画やゲームなど誘惑が大量にあります。
人間が誘惑にさらされた時、どれくらいの確率で誘惑に抗えるかという研究があるのですが
大体50%であるとわかっています。
つまり私たちが漫画や食べ物などの誘惑に抗えるのは
コインを投げた時と同じくらいの確率でしか抵抗出来ないというわけです。
◎視界から誘惑を消す
そもそも誘惑に立ち向かおうとする戦略が間違っていて
重要なのは視界から誘惑を取り除くことです。
お菓子をテーブルに置いた時と引出しにしまった時とでは
33%も食べる確率が減るということがわかっています。
スマホを触ってしまうなら段ボールに入れて蓋をするでもいいし
漫画の棚に布をかけてしまうでも良いので
とりあえず誘惑を視界からなくすことです。
②時間の制限がない
家だといくらでも先延ばし、後回しが出来ます。
次の日仕事だから早く寝なきゃと思うこともなく
時間に関するリソース制限がなくなります。
人間が時間を上手く使えなくなる時って時間が無限にあると感じた時です。
時間がたくさんあると感じると無駄に使いやすい傾向があるのです。
家にいるといつ仕事が始まっていつ終わるがなくなるので
時間を無限に感じやすいのですね。
◎行動を時間に割り当てる
1時間でコレをやると決めると先延ばししやすいので
仕事をしていいのは何時から何時までの間だけと決め、
どんなに進まなくても守ることです。
すると、今やらないと出来なくなるからやらなきゃという感覚になります。
あとはズラせない予定を先に入れてしまうことで、時間の制限が生まれます。
時間が少なければ無駄にしないようにしなきゃと思うので
自分なりに時間の制限を作ってしまうのがおすすめです。
③ルーティン化が壊れる
プライベートモードから仕事モードへ。または
リラックスモードから集中モードに入る時に
自分がやっていた行動がいわばやる気スイッチなのです。
心理学用語でいうとプレパフォーマンスルーティンと呼びます。
今まで会社で仕事をしていた人たちはおそらく
通学時間、入退室のカードを切る、机に座る、このような一連の流れがルーティンになっていたのですが
急にそれがなくなったことでパフォーマンスが落ちてしまうのです。
◎スイッチをonにする行動を決める
3~5分で出来ることで
自分がこの行動を取ったら仕事モードに入ると決めてさえいれば
行動はなんでも良いです。
個人的おすすめとしては、条件付けされるものが良いので
他のタイミングでしない行動が良いかなとは思います。
まとめ
①誘惑を視界から消す
②時間に制限を作る
③行動前のルーティンを作る
以上が家で集中するための行動です。
家での仕事やテスト勉強対策として是非やってみて下さい。