人間心理学

大きな夢や目標は持たない方が良い理由【心理学】

自己啓発系の本や、成功した人はよく

大きな目標を・・なんて言っているのを聞きます。

大きな目標を持つことは、必要なような気もするし

逆に現実的な行動が出来なくなるという意見もあります。

今回は大きな目標を持つとどんなことが起きるのかについてまとめました。

大きすぎる夢を持ち続けると自分が惨めになる

結論から言います。

実は私たちの人生に大きな目標や壮大な夢は必要ありません。

大抵の人は、年齢を重ねれば重ねるほど基本的に人生の幸福度は上がっていきます。

これは性別、教育レベル、自尊心、プライド、学歴など関係なく

基本的に年齢を重ねていくほど幸せになっていくという研究があるのです。

ところが、例外があります。

 

 

 

 

 

大きな目標を持ったり、壮大な夢を追っている人たちというのは

年齢を重ねると幸福度が下がるというデータがあったのです。

私たちは普通に生きて行けば

自分自身のことを理解して自分を受け入れられるようになるけれど、

大きすぎる夢や目標ががあり続けると

どんどん今の自分が惨めになって、今の自分に満足することが出来なくなります。

自分の現状を理解すること

 

 

 

 

 

当たり前ですが若い時に夢を持つのは良いことです。

ある程度年齢を重ねていった時に

〝自分はこういう能力はあるけれど、こういう能力はないな″と、わかってきます。

こういったことを受け入れて

現実的な夢の持ち方や計画の立て方を、自分のスキルと相談して考えていかないと

達成できないことばかり並べることになってしまいます。

歳をとると〝こういう目標は無理だな″〝自分には向いてないな″と自分を理解できるので

自分の現状を受け入れて、逆に出来ることに集中していくのが大事です。

大きな夢よりも、自分の能力から考えた「予測」

自分の力をどう使っていくか試していく「思考」

この2つが重要になってきます。

夢や目標を持つことは現実的であればOK

 

 

 

 

 

本来、歳を重ねれば幸せになっていくのにそう思えない方は

過去に抱いた夢に囚われている場合が結構多いかと思います。

私たちは、予測したことよりも大きな成果を出すことは可能です。

けれど、最初から大きな目標を立ててしまうとプレッシャーとなり

行動しなくなってやる気が起きなくなってしまうのです。

まとめ

 

 

 

 

 

人類には3万年くらいの歴史があるけれど

高い目標を持ち始めたのは最近になってからのことなんですよね。

大きな目標を持つのは使い方次第ではあるけれど、

割と人類にとっては不自然な行動なのかもしれません。

だから目標設定には気をつける必要があるのです。

 

では、明確な目標の立て方を次の記事にまとめますので

是非役立てていただけたらと思います!

次→科学的に達成しやすい目標の立て方【心理学】

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