大切な恋人との別れによる喪失感はまるで
自分の身を削られているような辛さです。
後悔、寂しさ、自分の中の色んな感情と向き合い、
辛い気持ちを和らげてあげることで、少しずつ前に進めるのかなと思います。
今回は科学的に正しい失恋のショックを和らげる方法について書いていきます。
目次
失恋が辛い本当の理由
失恋の痛みとは別れたことに対する痛みではありません。
まず、恋人と一緒にいることで恋人が自分の体の一部なっていました。
この自分の性格や心を形作っている一部のものが
別れることで消えるので、自分が消えたように感じるわけです。
心にポッカリと穴が空くという表現があるけれど、
文字通り恋人で埋まっていた心のスペースが空くので
自分がなんだかよくわからなくなってしまうのです。
つまりアイデンティティが喪失し、心が沈んでしまうことが
失恋による痛みの正体です。
失恋から立ち直る方法
よく、失恋したら新しい恋だなんて言いますが
合ってはいますが絶対ではありません。
失恋は相手がいなくなったことが問題なのではなく
自分の心の一部が欠けたように感じるのが問題なので
新しいかけらを探してきて補えば良いわけです。
つまり新しいパートナーに限らず、
新しいアイデンティティを作る活動をすれば失恋の傷を和らげることが出来ます。
早く立ち直る為の行動2つ
1、思い出の物は捨てない
よく、早く断ち切る為にと思って写真や思い出の品を全部捨てる人がいますが
未練があったり引きずっている場合、写真や思い出は捨てない方が良いです。
むしろ手元に残して置いた方が立ち直りは早くなります。
早く区切りをつける為にけじめはつけた方が良いんじゃない?と思うかもしれませんが
思い出の品を捨てていいのは自分が立ち直った後にしてください。
思い出の品を捨てると立ち直るスピードが遅くなる理由
相手との具体的な思い出を思い出すものがなくなると
自分の中の記憶を思い出すことしか出来なくなります。
人間の記憶は美化されるのでいい記憶ばかり頭の中でグルグル回るようになり
美化された記憶に苦しめられます。
立ち直ろうにも頭の記憶の中にいる元恋人は、
どんどん理想的なパートナー像になってしまっているので
こうすると新しい恋愛はなかなか出来ないし、傷から立ち直るのは難しいです。
2、なぜ別れることになったか他人に説明する
失恋して相手のことを思い出さないようにするよりか
あえて相手のことを詳細に思い出した方が立ち直りが早いです。
人に失恋の話をすると、相手も詳しく聞こうと質問してきますよね。
質問に答えることで、自分の中に新たな一面を見出すことができます。
〝自分はずっと引きずっていたつもりだったけど、冷静に考えてみればこういう悪いところもあったし元々こうなる運命だったのかもしれないな″と
自分に恋人がいないイメージが出来てきて心が安定してきます。
まとめ
他にも、自分の感情を代理するような失恋ソングをたくさん聞くことによって
自分の悲しい感情を発散させることが出来ます。
新しい恋は68%夏に始まるというデータなどもあり
夏に向けて新しい恋の準備を始めてみてはいかがでしょうか。