人間は、自分のことを客観的に見るのが苦手な生き物です。
ゆえに、日常における自分のコミュニケーションは、まあ問題ないだろうと思っていても
コミュニケーションにおける絶大なミスをしていることが割と多くあります。
今回はやりがちなコミュニケーションのミスをまとめました。
誰かに嫌われても誰かに好かれればそれは良い個性
良い人になれというわけではありません。
誰もから好かれるのは無理であり、しんどいです。
それに全員に対して良い所を見せようとしたら癖が消え個性がなくなってしまいます。
どんな生き方をしても、批判してくる人はいます。
しかし、
誰かに嫌われることで誰かに好かれる個性はあった方が良いけれど
誰にでも嫌われる個性は意味がありません。
今回は、これだけは気をつけることで
致命的な嫌われ方はしないコミュニケーションを2つご紹介していきます。
他人への印象が悪い人がやりがちな行動
・人を露骨に褒め過ぎている
大袈裟というほど人を褒め殺すコミュニケーションを
バックハンドコンプリメントと呼びます。
褒めるという行動自体は人間関係を深めるのに非常に有効な心理テクニックですが(→科学的に正しい褒め方とは、容姿や肩書きではわからない内面の魅力を褒めてあげること)、バックハンドコンプリメントは人を上から目線に褒めるのです。
例をあげると、「若いのにしっかりしてるね」「バイトなのによく働くね」など。
誰でも言えるような簡単な英語を喋っただけで、
「すごいですね、留学してたんですか?」といったような、この人馬鹿にしてる?と思うような褒め方をする人。
つまり、褒めることで自分は相手のことをちゃんと見ているアピールをしたり、相手を評価することで自分をよく見せようとしている、いわゆる下心がある褒め方をする人です。
悪気がなくても結構やりがちですよね。
ポイントは、「仕事出来るね」よりも、「助かったよ、ありがとう」に変えることです。
褒めることをやめて感謝に置き換えてみると相手への印象は良くなります。
・謙遜を装った自慢をしている
本当は自慢したいんだけれど、それをやると嫌われるからわざと謙遜して自分を下げること。
これをハンブルブラッキングと呼びます。
昨日全然勉強してないんだよね~といいながらテストで高得点を取る。
手入れとか全然してないの~といいながらいつも肌はぷるぷる。
結構いますよね、こういうやつ。
ハンブルブラッキングをやるくらいなら普通に自慢した方が良いです。
ストレートな自慢の方がかえって印象は悪くならないということがわかっています。
まとめ この2つの共通点
どんな悪人でも、他人に嫌われようとして生きていません。
他人からの自分の行動を良くしようと思って取る行動が、
かえってイヤミになったり、皮肉になったりして裏目に出ているのです。
自分に自信がないから、余計に良く見せようとする傾向があるので
自信を持ち、セルフコントロール能力を高めることが重要となります。
自信をつける方法や自分の肯定の仕方などは
今後記事にしようと思っているので、是非読んで頂けたらと思います。