日常のトピック

今村昌弘 屍人荘の殺人の感想を書いたよ。鮎川哲也賞受賞

 

 

 

 

 

 

こんにちはブログ主です。

今日は本屋さんに来ました。

 

 

 

 

 

 

今とっても話題の

あの本を探しています。

 

 

 

 

 

どこかなどこかな~

 

 

 

 

(場所がわかっているかのように吸い寄せられていく)

 

 

 

 

 

 

 

 

おや?

 

 

 

 

これこれこれこれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あああったあ・・

 

 

 

 

 

 

通りすがったご婦人に見られています。

 

 

 

 

 

でもいいんだ。

ずっと読みたかったんだから。

 

 

 

 

フゥーーーーーッ↑↑↑↑↑

 

 

 

 

 

読みたかったのはね、

今とっても話題の本。

 

 

 

 

今村昌弘さん作の

デビュー作にして鮎川哲也賞受賞

 

 

 

 

このミステリーがすごい!2018年版国内編

週刊文春ミステリーベスト10 2017年国内部門

本格ミステリ・ベスト10 2018年版国内ランキング

すべて第1位

というすべて3冠のとんでも作品。

 

 

 

 

 

屍人荘の殺人

(しじんそう)

 

バトルロワイヤルとか

人狼ゲームとか

ハンガーゲームとか

anotherとか

クローズドサークル的な話がとにかく大好きな私。

テレビで話題になってから気になっていたのです。

あらすじをさらっというと

大学でミステリー愛好会に入っている主人公とその先輩が

今年の生贄は誰だという謎の脅迫があった映画部の合宿に参加し

そこで起こる事件に巻き込まれていく話。

本は星の王子さまくらいしか読んだことがなく、

実はこんなに長い物語を読むのは初めてなので

正しくレビューできるか自信がない。

というかレビューもネタバレもどう書いていいのかわからないのですが

私なりに思ったことを書きますね。

以下ネタバレを含んだ感想を書きますので

これから読む予定の方はここまでにしてください。

 

 

 

 

********************

 

 

 

主人公 葉村と

たった二人であるミステリ愛好会の先輩、明智くんは

去年、映画部の合宿が原因で部員による自殺があったことを耳にする。

それであるのに今年も開催。しかも「今年の生贄は誰だ?」という

脅迫が黒板に残された。

二人は探偵として映画部の合宿に参加をする。

合宿先は山奥のペンション。

映画部のOBの先輩の家のもので

OBが3名程参加している。

最初の日の夜、合宿メンバーで肝試しをすることになる。

この肝試し中に事件が起きる。

次々に部員の悲鳴が聞こえ始める。

お化け役におどろいたのではない。

なんと無数のゾンビたちがあらわれた。

メンバーは急いでペンションへ避難する。

ゾンビを追い払いながら2階のリビングを確保しバリケードをつくる。

ここまでで既にゾンビに襲われ死者が出始める。

明智先輩も女子部員をかばって噛まれ、そのままゾンビに引きずり込まれる(びっくり)

この日ちょうど近くでフェスに参加していた者たちが感染し

数を増やしていたとわかる。つまりゾンビの数は万単位。

ペンションに飾られていた槍や刀、ボウガンを一人ずつ持ち

助けがくるまでペンションに立てこもることになる。

次の日の朝、ゾンビに噛み殺されたメンバーの死体が出る。

ところがゾンビたちにバリケードを破られてはいない。

それどころか部屋には鍵がかかったままであり、ゾンビの姿もない。

そして部屋には「いただきます」「ごちそうさま」という

人間が書いたと思われるメッセージが見つかる。

葉村、そして同じく探偵として参加していた文学部の比瑠子さんは

推理を始めるが、犯人を見つけることができない。

そして次の日以降もゾンビにやられたと思われる死体が出でしまう。

しかし相変わらず明らかに人の手が加えられた殺人。

ゾンビに知能はない。

バリケードが破られて屋上に避難するときには

映画部の部長、ОBの3人が殺されてしまっていた。

そしてやっと謎解きが始まる。

犯人は大人しく発言も少なかった女の子。

彼女は、去年自殺した女子部員の幼馴染であり

妊娠させ自殺させたОBたちを憎んでいた。

最後はみんなで屋上に避難するが彼女はゾンビに噛まれ、

自分で頭に槍をつきたてゾンビの中に落ちて行った。

その後主人公たちの元に助けが来て合宿は終わる。

 

 

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ざっくりいうとこんな感じです。

そして私の感想ですが

面白かったです。これから絶対何かが起こるわくわく感と、

半ばから一気に盛り上がり犯人が気になって一気に読んでしまいました。

人間での争いがありつつの殺人事件なのかな~なんて思っていたら

まさかのゾンビ。完全に予想外。

そして主人公と常に一緒にいた明智先輩が真っ先に死んでしまう。

おおおう・・と序盤は驚きの連発でした。

本の中に3階までペンションの見取り図があるのですが

この部屋からこの部屋に移動、とか

この部屋の窓からこの部屋のテーブルが見える、とか

どこどこのエレベーターが使えないから南側の階段を、とか

把握していないと状況がわからなくなると思うので

読む前にしっかりチェックをしておく必要ありです。

ミステリー王道の密室に見せかけるトリックや脱出の推理も出てくるので

推理小説が好きな人は楽しめる部分だと思います。

気になった部分でいうと犯人なのですが、

ちょっと意外性と動機が薄いかもしれない・・

物語が進む中で犯人についてのヒントや複線がないので

この人か!なるほど!っていう感動がない。

そんなに発言する人物でもないし、そうなんだ~で終わってしまう。

動機も、仲の良かった幼馴染のお姉さんが

ОBの一人と交際をし遊ばれ捨てられて自殺した部分はすごくひどいけど

ОB全員皆殺しか・・と少し思ってしまいました。

種明かしするまで完全に犯人は謎だったので

もう少し怪しんだり予想をしたりしたかったなというのが素直な感想です。

 

そんな部分はありますが、屍人荘の殺人。

殺人事件×ゾンビという

王道×王道の設定を雰囲気満点で盛り上げ

最後まで世界観にどっぷり浸からせていただきました。

デュビュー作でここまでかけるって本当に才能ですね。

屍人荘の殺人以外の別の作品も読んでみたくなりました。

 

2500文字近いといういうものすごい記事になってしまいましたが

最後まで読んでいただきありがとうございました。

殺し合いとかパニックもののお話が好きなので

もしおすすめのものがあれば教えていただけたら嬉しいです!

それではまた次の記事で。

またね!

 

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